【マツダ・CX-3】新車の値引き相場と限度額の最新情報まとめ

新車を買うと決めたら、まずは値引き交渉！

人気コンパクトSUVのマツダ・CX-3の場合はどうなっているのか、最新事情を調べてみました。

CX-3は昨年５月の大幅マイナーチェンジで、ディーゼルエンジンの排気量がアップ。

他にもいろいろな部分に徹底的に改良が加えられました。

でも車両本体価格はマイチェン前から数万円アップしただけ。

今がまさに狙いドキなCX-3の値引き相場や、条件アップのコツを伝授します。

【マツダ・CX-3】新車の値引き相場最新情報

最新の値引き相場は18万円

早速、CX-3の値引き相場をチェック！

「月刊自家用車」（2019年3月号／内外出版社）によると、ズバリ18万円。

これは車両本体価格の値引き額です。

インターネットのサイトをチェックしても、おおむね18万円で一致しています。

マイナーチェンジ後の推移を見ると、しばらく13万円が続いていたので、値引きは拡大傾向にあると言えます。

マイナーチェンジで絶対的に買い！に

参考までに、マイナーチェンジのポイントを見てみましょう。

• フロントグリル、リアコンビランプ、ホイールをデザイン変更し、高級感がアップ。
• 運転席まわりのデザイン変更、電動パーキングブレーキ、センターアームレストを設置し、使い勝手が向上。
• ディーゼルエンジンの排気量が5Lから1.8Lにアップし、低回転域から高回転域まで全域でパワフルに。
• ガソリンエンジン（0L）も設計の見直しや新技術の採用で、トルクや燃費が向上。
• 夜間の歩行者認識精度を向上させた「アドバンストSCBS」をマツダ車で初採用。
• ドアパネルの鉄板やリアウィンドウのガラスが厚くなり、室内の静かさが向上。
• シートにCX-8と同じ高減衰ウレタンを採用し、フィット感や疲れにくさが向上。

その一方で価格帯は…。

• マイナーチェンジ前：210万6000円〜303万4000円
• マイナーチェンジ後：212万7600円〜306万2080円

わずか3万円程度のアップにとどまっており、絶対的に買い！ですね。

値引き交渉への意欲もわいてきます。

マツダ車も値引き交渉はOK

一方で

というハナシもよく聞きます。

元々マツダは、トヨタのように多く台数を売ればOKというポリシーではありません。

とくにここ数年は車種のデザインコンセプトを統一したり、新しいブランドイメージづくりに取り組んでいます。

マツダ・ブランドを守るため、安易な値引き競争に走らないという営業方針があったのは事実。

値引き相場18万円ということは、それが徐々に緩和されてきたのでしょう。

とはいえ、何もしなければ値引きは望めません。

とにかく交渉を前提でディーラーに出かけましょう。

【マツダ・CX-3】新車の値引き限度額はココ

オプションも合わせて26万円

「ザ・マイカー」（2019年3月号／ぶんか社）によると、値引き目標額は26万円。

これは車両本体価格に、オプションの値引きを加えた額です。

CX-3には魅力的なオプションがいろいろ用意されています。

メーカーのカタログから、ごく一例を紹介します。

• エクステリア／MAZDASPEEDフロントアンダースカート（39,312円）
• インテリア／アルミペダルセット（21,055円）
• 運転席まわり／スマートインETC（59,946円）、ドライブレコーダー（40,824円）
• ライトまわり／LEDフォグランプ（47,736円）
• ルーフまわり／THULE製システムキャリアベース（42,550円）

この他にも、まだまだオプションが盛りだくさん。

公式サイトで見積もりシミュレーションもできるので、どのオプションが欲しいかジックリ検討してみましょう。

いざシミュレーションしてみると、オプションや諸経費を合わせて想像以上に高額になることも多いです。

車両本体価格と合わせて、値引き交渉してみましょう。

購入時期も見計らって30万円を最終目標に

この4つのシーズンを狙えば、値引きがもう数万円上乗せされる可能性があります。

• 1月〜3月の年度末決算期
• 6月〜7月のボーナス時期
• 8月〜9月の中間決算期
• 12月の年末商戦

結論として「車両本体」＋「オプション」＋「購入時期」を合わせて、トータル30万円ぐらいの値引きになれば、大成功と考えましょう。

「価格.com」を見ると、こんなケースもありました。

• 20S PROACTIVE S Package（ガソリン・6AT／243万円）：-35万円
• 20S PROACTIVE（ガソリン・6AT／233万円）：-40万円

いずれもオプションの値引きはナシ、車両本体だけで40万というのはオドロキです。

さすがにここまでの値引きは他に見当たりません。

あくまでも、こんなケースもあったという参考にどうぞ…。

【マツダ・CX-3】新車の値引き目標を決めよう

交渉の前に決めておきたいポイント

アタリマエですが、ディーラーに出かける前に以下のポイントをもう一度チェックしましょう。

• 第一希望のグレード
• エンジン（ディーゼル・ガソリン）
• 変速機（6AT・6MT）
• 欲しいオプション
• ボディカラー（最大6万円の差があります）

CX-3はベーシックグレードと最上級グレードでは約100万円違うので、まずは欲しいグレード・仕様をしっかり決めましょう。

そして大切なのが、自分なりの「目標額」！

これがハッキリしなければ、交渉はできません。

妥協点を探すにしても、目標額が基準になりますから。

とはいえ、いきなり「この金額にしてくれたた買う」と言っても簡単には通りません。

交渉のポイントを紹介します。

他社のライバル車を競わせてみる

定番中の定番が、ライバル車をぶつけてみること。

たとえば「ヴェゼルにも興味があって、ホンダとも商談を進めています。でもCX-3も魅力的で迷っています」と伝えてみます。

「マツダ車を買ってくれるなら…」と、営業マンも頑張ってくれるでしょう。

もちろん他のライバル車の名前を出してもOK。

代表的な車種はこんなところです。

• トヨタ・C-HR
• 日産・ジューク
• スバル・XV

他店のCX-3をライバルにする

マツダのディーラーが集まっている地域では、CX-3どうし競わせて一番値引きしてくれた店から購入するという方法も。

「トヨタでもホンダでも日産でもなく、マツダが欲しい！」という熱意が、営業マンのココロを動かすかもしれませんよ。

たとえば下記の地域では、異なる運営会社どうしがディーラーを構えています。

• 東京・神奈川：関東マツダ、東京マツダ販売
• 大阪：大阪マツダ販売、関西マツダ
• 広島：広島マツダ、アンフィニ広島

どの運営会社がどのディーラーかという情報は、マツダのHPで検索できます。

近くの店舗を調べてみましょう。

下取りがある場合は買取店と比較を

今乗っているクルマを下取りに出す場合は、ちょっと注意が必要です。

ディーラーの見積もり額は、とても低いケースも多いのです。

たとえば本来50万円のクルマを30万円で下取って、差額20万円で値引き分を回収するといったことはよく行われています。

値引きされたからOKというワケには行かないんですね。

査定サイトを設けている買取店もあるので「本当の相場」のチェックをしておきましょう。

営業マンへのリスペクトを忘れずに

値引き交渉で気をつけたいのは、あまりのゴリ押しは避けること。

とくにネットの口コミ情報の受け売りで「このサイトではこんな値引額だった」といったハナシはNGです。

「この人は交渉内容をネットに公開するツモリなのか…」と営業マンは警戒心を強めて、値引きされるモノも値引きされないかもしれません。

あくまでも交渉は人対人でやるもの。

リスペクトを忘れず、お互いに気持ちのよい関係づくりを心がけましょう。

クルマの購入はゴールでなくスタートです。

ディーラーにはアフターサービスなどで後々お世話になるわけですから、目の前の交渉だけにとらわれるのでなくトータルで考えたいものです。

【マツダ・CX-3】新車の値引き相場まとめ

「値引きをしない」が定説だったマツダ車も、どうやら交渉はできそうです。

あくまでも噂ですが「CX-3は2020年にモデルチェンジ」というハナシもチラホラ聞こえてきます。

値引きの条件もどんどん良くなっていくかもしれません。

相場はあくまでも水モノです。

1ヵ月後はどう変わっているかわかりませんし、地域差だってあります。

引き続き最新の情報をチェックして、より良い値引き交渉ができるといいですね。