【マツダ・CX-3】4WD vs 2WD徹底比較!おすすめは?

4WD-2WD

CX-3はガソリン車とディーゼル車の全グレードで、2WDと4WDを選べます。

4WD車の方が高額で燃費も悪くなると言われていますが、どのぐらい差があるのでしょうか。

これらのハンデを承知で、あえて4WD車を選ぶメリットは?

価格、走行性能、リセールバリューなど、気になるポイントを比べてみました。

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【マツダ・CX-3】4WD vs 2WD 価格対性能のコスパは?

4WDは2WDより約20万円高い

まず、2WD車と4WD車の車両本体価格を比べてみましょう。

ベースグレードから特別仕様車まで、全グレードに4WD車がラインナップされています。

【ガソリン車】

  • 20S(6AT・6MT): 2WD 212万7,600円、4WD 235万3,600円
  • 20Sプロアクティブ(6AT・6MT): 2WD 233万2,800円、4WD 255万8,800円
  • 20S プロアクティブSパッケージ(6AT・6MT):2WD 243万円、4WD 265万6,000円
  • 20S Lパッケージ(6AT・6MT):2WD 256万6,080円、4WD 2792,080円(6ATのみ)
  • 特別仕様車エクスクルーシブ・モッズ(6AT):2WD 259万8,480円、4WD 282万4,480円

【ディーゼル車】

  • XD(6AT・6MT): 2WD 243万6,480円、4WD 266万2,480円
  • XDプロアクティブ(6AT・6MT):2WD 263万0,880円、4WD 285万6,880円
  • XD プロアクティブSパッケージ(6AT・6MT):2WD 272万8,080円、4WD 295万4,080円
  • XD Lパッケージ(6AT・6MT): 2WD 283万6,080円、4WD 306万2,080円
  • 特別仕様車エクスクルーシブ・モッズ(6AT):2WD 286万8,480円、4WD 309万4,480円

いずれも4WD車の方が約20万円高額です。

ライバル車の「ホンダ・ヴェゼル」や「トヨタ・C-HR」も、2WD車との価格差は大体20万円なので、妥当と言えるでしょう。

4WD車の比率は約3割

CX-3の2WD車:4WD車の販売比率は約7:3。

ちなみにCX-5は約2:1、CX-8はほぼ半々と、大きくなるほど走行安定性に優れた4WD車の比率が大きくなります。

コンパクトSUVのCX-3は、やはり軽快な2WD車が主流ですね。

【マツダ・CX-3】4WD vs 2WD 運転のしやすさ比較

CX-3-4WD

2WD車はマイチェンで乗り心地が向上

あたり前ですが、CX-3の4WD車は2WD車がベースになっています。

まずは2WD車の足回りを見てみましょう。

  • サスペンション(前/後):マクファーソンストラット式/トーションビーム式
  • ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ディスク
  • タイヤ:215/50R18タイヤ&18インチアルミホイール

サスペンションはフロントがFF車としては一般的なストラット式、リアはベーシックなトーションビーム式。

マルチリンクのような高性能なリアサスではありません。

そのせいか、当初は後部座席の乗り心地が硬いと言われていました。

しかし2018年5月のマイナーチェンジでダンパーの大径化やバネレートの変更など大幅に設計が見直され、乗り心地が見違えるように良くなったと評判です。

2WD 車、4WD車の両方に「GVC」を搭載

最大の特徴が「G-ベクタリングコントロール(GVC)」。

これはクルマの基本性能である「走る・曲がる・止まる」のうち「曲がる」を追及した、マツダ独自のトラクションコントロールシステムです。

仕組みはステアリングを切る角度に応じてエンジンのトルクをコントロールし、スムーズに曲がれるようにする、というもの。

タイヤに必要以上のトラクションがかからないので、燃費向上にもつながります。

文章で書くと簡単なことに思えますが、実はF1ドライバー並のアクセルワークが要求されます。

この高度なテクニックを、GVCは自動的にやってくれるのです。

4WD車はアイスバーンも安心な「i-ACTIV AWD」

4WD車はGVCにプラスして「i-ACTIV AWD」を搭載。

路面状況に応じて、前後輪のトルク配分を100:0 から50:50まで自動的に変化させる、マツダ独自の電子制御4WDシステムです。

前輪がアイスバーンや濡れた路面に乗ると、すかさず後輪にトルク配分。

しかもセンサーがクルマの動きをリアルタイムでモニタリングし、ドライバーが感じ取れないわずかな挙動の変化も瞬時に感知。

タイヤが滑り出す前にトルク配分をコントロールしてくれるので、スリップを未然に防ぐことができます。

実際に雪国で乗っているオーナーも、絶賛しています。

「冬の路面で最も恐ろしいブラックアイスバーンも体験したが、普通にいつもの道を普通に走っている感じ。ホイールスピンや立ち往生も一切なく、改めて進化した4WDにびっくりした」。

もちろん過信は禁物で安全走行が基本ですが、大きな安心が得られるようですね。

【マツダ・CX-3】4WD vs 2WD 燃費勝負はやっぱり?

2WD車の方がリッターあたり1〜2km低燃費

「i-ACTIV AWD」のもうひとつの特徴は、トルク配分をコントロールすることで4WDながら低燃費を実現したこと。

とはいえやはり、2WD車の方が燃費は良いです。

【ガソリンエンジン】

  • WLTCモード 2WD:0〜16.2km/L 4WD:15.2km/L
  • 市街地モード 2WD:4〜12.9km/L 4WD:11.9〜12.0km/L
  • 郊外モード 2WD:7〜16.9km/L 4WD:15.9km/L
  • 高速道路モード 2WD:0〜18.2km/L 4WD:17.0〜17.2km/L

【ディーゼルエンジン】

  • WLTCモード 2WD:0〜23.2km/L 4WD:19.0〜21.2km/L
  • 市街地モード 2WD:3〜21.3km/L 4WD:15.9〜19.7km/L
  • 郊外モード 2WD:0〜23.5km/L 4WD:19.1〜21.6km/L
  • 高速道路モード 2WD:2〜24.4km/L 4WD:20.9〜22.0km/L

ガソリン車、ディーゼル車ともに4WD車の車重は70〜80kg重いので、仕方ありません。

年間1万km走った差は最大4000円ちょっと

実際に燃料代はどのぐらいの差になるのか、年間1万km(東京〜大阪を10往復ぐらい)走ったとして比べてみましょう。

2019年3月22現在の燃料価格(参考:e燃費)を用いた、AT車での比較になります。

  • レギュラーガソリン:9円/L
  • 軽油:9円/L

【ガソリン車】

  • 2WD車:1万km÷0km/L×134.9円/L=約84,313円
  • 4WD車:1万km÷2km/L×134.9円/L=88,750円

【ディーゼル車】

  • 2WD:1万km÷20km/L×9円/L=57,450円
  • 4WD:1万km÷19km/L×9円/L=約60,474円

4WD車の方がガソリン車で4,437円、ディーゼル車で3,024円燃料代がかかるという結果に。

このぐらいの差なら、十分に許容範囲と言えるでしょう。

【マツダ・CX-3】4WD vs 2WD 中古リセールバリュー勝負

CX-3のリセールバリューは、2WD車も4WDもほとんど変わらないと言われています。

本当にそうなのか、同一の年式・グレードで比べてみましょう(参考:価格com)。

【2WD車(XD ツーリングLパッケージ2016年式)】

  • 新車価格=280万円
  • カーオクサポート買取参考価格:185万〜201万円
  • 業者間オークション予想買取価格:196万〜222万円
  • ヤフオク予想買取価格:221万〜237万円

【4WD車(XDツーリングLパッケージ2016年式)】

  • 新車価格=302万円
  • カーオクサポート買取参考価格:201万〜217万円
  • 業者間オークション予想買取価格:212万〜237万円
  • ヤフオク予想買取価格:236万〜252万円

ともに新車価格の約66〜84%という好条件で買い取ってもらえます。

4WD車は価格アップ分も考慮された買取価格になっているので、迷わず選んで良いでしょう。

【まとめ】CX-3・4WD vs 2WD

普通に走るには2WD車で十分ですが、4WD車の魅力も捨て難がたいものがあります。

マツダ自慢の「i-ACTIV AWD」は雨の高速道路でも有効なので、雪国に限らず広い地域でおすすめです。

燃費もリセールバリューもそれほど大きな差はないので、約20万円の価格差は十分にペイできるでしょう。

とくに4WD+ディーゼルエンジン+マニュアルトランスミッションという組み合わせは、国産他社のコンパクトSUVにはありません。

もっともCX-3らしい魅力を楽しめるチョイスとしておすすめです。

 

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