【マツダ・CX-3】維持費とローン合計は?残価設定で負担軽減とは?

マツダ・CX-3をローンで購入すると、維持費を含めて月々の支払いはいくらになるでしょうか。

最近はやりの残価設定に関しても、マツダスカイプランを例に具体的に見ていきましょう。

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【マツダ・CX-3】ローンの目安

ここでは[CX-3 20S PROACTIVE 2WD AT](消費税込み2,332,800円)を取り上げます。

2017年のマイナーチェンジで追加採用された、新しいお手ごろ価格のガソリン車グレードです。

マツダのローン

まずはマツダの返済回数指定ローン(利率5.9パーセント)で計算をしてみます。

一つの現実的な線として36回払い、初回車検時(3年後)に返済を終えるケースを考えてみましょう。

ローンを組むには「頭金」が必要です。

一般論として自動車ローンの最低の頭金は「総額の2割」程度と言われています。

2,332,800×0.2=466,560

頭金として432,800円を入れ、残りの1,900,000円に関してローンを組むとした場合をしてみます。

【一括払い】
  • 納車時 2,332,800円
  • 総額 2,332,800円
【マツダのローン36回払い】
  • 頭金 432,800円
  • 月々 57,715円 ×35回
  • 最終回 57,720円
  • 総額 2,510,545円

金融機関ローン

月々の支払いをさらに抑える方法としては、マツダのローンより利率の低い、金融機関ローンを使う手があります。

ここでは利率が低く、全国への融資を行っている関西アーバン銀行(2019年4月より関西みらい銀行に改称)の固定金利自動車ローン(最低金利2.95パーセント)で計算した例を見てみましょう。

【金融機関ローン】
  • 頭金 432,800円
  • 月々 55,212円 ×36回
  • 総額 2,420,432円

この月々の支払いに、クルマには「諸経費」がついてまわります。

「月々の支払いをさらに抑える方法はないの?」と誰もが思うところです。

また、ローンで厄介なのは「頭金」が必要であること。

「頭金なんか払えないんだけど」という方もいるでしょう。

そうした声に答える形でとディーラーが用意している仕組みが「残価設定」。

ローンにおける「最終回」、これは単純に割り切れないから存在する、わけではないのです。

【マツダ・CX-3】残価設定とは

残価設定の仕組み

「残価設定」は「残クレ」という言葉でも広がっています。

残クレの「残」は「残価設定」、「クレ」は「クレジット」を意味します。

残価設定は、クルマ代の支払いをローンとクレジットの2つに分ける考え方です。

自動車代230万円の一部を「残価」設定し、この残価についてはクレジット(後払い)を認めてくれる。

「最終回=残価」ということなのです。

残価以外の部分については、ローンを組み分割で支払う、という仕組みになっています。

これでローンを組む金額が抑えられることにより、基本的に頭金なしでも審査が通り、金利も安い(金利2.99%)ということになります。

マツダスカイプラン

マツダの残価設定は「マツダスカイプラン」という名称のものです。

SKYACTIV TECHNOLOGYという新技術が搭載されている車種だけで、スカイプランを使うことができますが、CX-3は全グレードがこの対象です。

マツダでSKYACTIV搭載車を手に入れる人の77%がスカイプランを使っています。

残価設定の利用率は本当に高く、流行していることがよくわかります。

【マツダスカイプラン37回払い】
  • 頭金 0円
  • 月々 36,325円 ×35回
  • 最終回1回前 36,333円
  • 最終回 1,188,000円
  • 総額 2,495,708円

ローンと残価設定を比較すると月々の支払いがだいぶ抑えられていることがよくわかります。

納車時の頭金が不要、ということをひとつの売りにしている残価設定ですが、残価設定に頭金を入れることと月々の経費はさらにおさえることができます。

【マツダスカイプラン頭金あり】
  • 頭金 432,800円
  • 月々 23,733円 ×35回
  • 最終回1回前 23,733円
  • 最終回 1,188,000円
  • 総額 2,475,468円

残価設定の「最終回」、4つの選択

残価設定では月々の支払を抑えた分が「最終回」の支払(残価)となる仕組みでした。

では、その1,188,000円の支払いはどうするのか。

マツダスカイプランでは4つの選択肢が用意されています。

  • クルマを返す
  • 払う
  • 残価分割
  • 乗り換え

クルマを返す

クルマを返せば1,188,000円を支払う必要がなくなります。

残金を払う

1,188,000円を一括で支払ってCX-3に乗り続けることができます。

残価分割

1,188,000円についてもういちどローンを組んで、分割で支払いを続けることも可能です。

乗り換え

CX-3を下取りに出して、新しいクルマに乗り換えることもできます。

残価設定の注意点

残価設定には月々の支払いを抑えるかわりに、注意点もあります。

  • 車検証の記載
  • 走行距離上限
  • カスタマイズ禁止
  • 残価の扱い

車検証の記載

自動車の納入時についてくる「自動車検査証」。

この車検証には「所有者」と「使用者」の欄があり、通常の自動車購入の際には「所有者」も「使用者」も買った人の名前になっています。

しかし、残価設定で自動車を手に入れた場合、「使用者」欄には自分の名前、しかし「所有者」は「マツダ」となります。

最終回はクレジット=後払いの残価設定において、残価を支払うまではあくまで所有者ではないのです。

形式上の話として、ということにはなりますが、残価設定とは一種の「リース」なのです。

走行距離上限

一種のリースであるマツダスカイプランには走行距離上限が設定されています。

それを超えると違約金が発生するということには注意が必要でしょう。

「1,000km/月コース」と「1,500km/月コース」があります。

ここでシミュレートに使っているのは1,000km/月コースの場合です。

1,000km/月コースの場合、37か月後にクルマの走行距離が37,000kmを超えていた場合、最終回の支払額が増える、という仕組みです。

カスタマイズ禁止

リース車は借りたままの状態で返さねばなりません。

「マツダスカイプラン」においては、カスタマイズを禁止しています。

カスタマイズの禁止は他社の残価設定でも同様ですが、どうしてもカスタマイズをしたいという人のために、マツダでは「マツダアドバンテージローン」というカスタマイズを可能とする残価設定のプランも用意しています。

「マツダアドバンテージローン」は利率が異なってくるため、月々の支払としては、通常ローンと「マツダスカイプラン」の間、と考えてください。

残価の扱い

積極的なカスタマイズに限らず、クルマを使っていると、自然と「傷」というカスタマイズが…

最終回時には走行距離とともに自動車の状態も査定され、それに応じてクルマの価値が下がっていると判断されると、最終回の支払い額が増えます。

「マツダスカイプラン」の場合、査定の減点数が一定の範囲内に収まっていれば、残価の増額はない、ということになっていますが、できるかぎりキレイに乗る、という必要はあるでしょう。

【マツダ・CX-3】維持費とローンで毎月いくら?

維持費の計算

クルマの維持費には以下のものがあります。

  • 税金
  • 保険料
  • 駐車場代
  • 法定12か月点検費用、車検代
  • オイル代・エレメント代
  • ガソリン代

ローンの金額と同じように、ここでは最初の車検までを視野に入れて、金額を見てみましょう。

税金

クルマの維持費の最たるもの、それは税金です。

自動車にかかる税金は3種類あり、これを[CX-3 20S PROACTIVE 2WD AT]に関して見ておけば、

  • 自動車取得税 69,984円
  • 自動車重量税15,000円(取得時、車検時)
  • 自動車税118,500円(36か月分)

合計203,484円となります。

これを月割してみると、月々5,653円となります。

保険料

保険料には自賠責保険料(強制保険)と任意保険があります。

自賠責保険料は36か月で35,950円。

月々999円です。

任意保険は運転手の年齢などによって違いがありますが、CX-3の場合年間50,000円程度が相場です。

月々になおすと、4,167円です。

駐車場代

駐車場代はここでは月々10,000円としましょう。

法定12か月点検費用、車検代

関東マツダで法定12か月点検を標準コースで受けると、その費用は13,063円です。

最初の車検までに点検は2回必要なので、13,063円×2回=26,126円

同じく車検を関東マツダのディーラーで受ける場合、その諸費用は43,807円です。

合計56,870円。

月々になおすと、1,580円となります。

オイル代、エレメント代

関東マツダでのオイル交換費用、エレメント交換費用はいずれも1回2,507円です。

オイルを半年に一度、エレメントを一年に一度交換する場合の費用を見てみます。

  • オイル代 2,507円×6回=15,042円
  • エレメント代2,507円×6回=7,521円
  • 合計22,563円

これを月々になおすと、627円です。

ガソリン代

[CX-3 20S PROACTIVE 2WD AT]の燃費は16.0キロ/リッターです。

年間10,000km走るとすると、年間625リッターが必要。

ガソリン販売リッター130円で計算すると、年間経費は81,250円。

月々になおせば、6,771円です。

残価設定と諸経費の合計

最後に、以上を合計して、月々の目安を見てみましょう。

  • 残価設定 23,733円
  • 税金 5,653円
  • 保険料 4,167円
  • 駐車場代 10,000円
  • 法定12か月点検費用、車検代 1,580円
  • オイル代、エレメント代 627円
  • ガソリン代 6,771円

合計 52,531円です。

【まとめ】CX-3の維持費や残価設定

マツダスカイプランを使って残価設定でCX-3を手に入れ、最初の車検までにかかる費用を月割計算してみると、毎月かかる費用は52,531円ということがわかりました。

使える手段を賢く使って、憧れのCX-3を手に入れちゃいましょう。

 

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