マツダ・CX-3で高く評価されているのが、燃費性能。
評判のクリーンディーゼル車は、実際にどのぐらい走るのでしょうか?
同じく進化をとげているガソリン車の実力は?
オーナーの声や、新たに導入されたWLTCモードをもとに探ってみました。
ディーゼルとガソリンを選ぶ際のポイントや、燃費向上のコツも合わせて紹介します。
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【マツダ・CX-3】実際の燃費は?評価をみてみよう
エンジンはディーゼルとガソリンの2種類
CX-3の発売は2015年。
当初はディーゼルエンジンのみで、2017年にガソリンエンジンが追加されました。
ディーゼルとガソリンの販売比率はほぼ半々といいます。
ともに余裕のある走りと低燃費を両立させた、マツダ独自のスカイアクティブ技術を搭載。
まずは最新スペックを、おさらいしましょう。
【ディーゼルエンジン DOHC直列4気筒+ターボ】
- 総排気量 8L(1756cc)
- 最高出力 85kW(116ps)/4000rpm
- 最大トルク 270Nm(5kg)/1600〜2600rpm
〈特徴〉
2018年5月のマイナーチェンジで排気量が1.5Lから1.8Lに拡大し、最高出力は11馬力アップ。
トルクも全域にわたってブ厚くなり、加速性能や登坂力の向上につながっています。
【ガソリンエンジンDOHC直列4気筒】
- 総排気量 0L(1997cc)
- 最高出力 110kW(150ps)/6000rpm
- 最大トルク 195Nm(9kg)/2800rpm
〈特徴〉
排気量はマイナーチェンジ前と同じで最高出力は2馬力、最大トルクもわずかにアップ。
一見ディーゼルほどの変化は感じませんが、実はピストン形状やインジェクターの噴射圧力などに大幅な改良が加えられ、中低速域のトルクと燃費が向上しています。
レギュラーガソリン仕様というのも、コストパフォーマンスを考えると嬉しいですね。
ディーゼルの燃費は高い満足度
CX-3の公式サイトによると、満足ポイントのトップ3は以下のとおり。
- 1位 外観のデザイン・ボディカラー 91%
- 2位 燃費・経済性 74%
- 3位 走行性能 73%
燃費が2位になっています。
ディーゼル車のオーナーの声をまとめると…。
- 「17〜19km/Lぐらい。軽油なので軽自動車より経済的」
- 「平均燃費表示は9km/L。しかし凄い燃費だ」
- 「ヒドい渋滞でも16km/Lは立派。高速なら21km/Lは行く」
非常に高い満足度です。
一方ガソリン車については…。
- 「田舎に住んでいて14km/L弱」
- 「高速400km+山道100kmほどの距離を走って13km/Lくらい」
2Lのガソリン車としては標準的な満足度でしょう。
【マツダ・CX-3】実燃費比較!ディーゼル・ガソリン・4WD
マイナーチェンジで実燃費は向上
CX-3のカタログ上の燃費性能は、以下のとおり。
数値に幅があるのはトランスミッションの違いで、マニュアル車の方が低燃費です。
【ディーゼルエンジン】
- WLTCモード 2WD:0〜23.2km/L 4WD:19.0〜21.2km/L
- 市街地モード 2WD:3〜21.3km/L 4WD:15.9〜19.7km/L
- 郊外モード 2WD:0〜23.5km/L 4WD:19.1〜21.6km/L
- 高速道路モード 2WD:2〜24.4km/L 4WD:20.9〜22.0km/L
【ガソリンエンジン】
- WLTCモード 2WD:0〜16.2km/L 4WD:15.2km/L
- 市街地モード 2WD:4〜12.9km/L 4WD:11.9〜12.0km/L
- 郊外モード 2WD:7〜16.9km/L 4WD:15.9km/L
- 高速道路モード 2WD:0〜18.2km/L 4WD:17.0〜17.2km/L
WLTCモードは2018年10月に導入された国際的な燃費表示方法で、国産車ではCX-3がいち早く採用しました。
走行条件の異なる3つのモードと、これらを総合したWLTCモードからなります。
これまでのJC08モードより表示項目は多くなりますが、数値はより実際の使用状況に近くなります。
街ナカが多い場合は「市街地モード」を、遠出が多い場合は「高速道路モード」を参考にするなど、使い方に合った燃費をイメージできるのもメリットです。
参考までにマイナーチェンジ前の燃費表示は以下のとおり。
こちらはJC08モードであることに注意です。
- ディーゼル 0〜25.0km/L
- ガソリン 0〜17.0km/L
JC08モードはWLTCモードの1割ぐらい良い数値になります。
最高出力・トルクが上がったことも考えると、ディーゼル、ガソリンともにマイナーチェンジで実燃費はアップしたと言えます。
オーナーの声も、ほぼカタログどおりになっていますね。
ちなみに燃料タンクの容量は2WD車で48L。
単純計算でディーゼル車を満タンにすれば東京から西は下関、北は青森まで走れることになります。
ディーゼルは長時間・長距離走行に
CX-3ではディーゼル車の燃費の良さが際立ちます。
しかしだからと言って、とにかくディーゼルを選べば良いワケではありません。
そもそもディーゼルは、一定の負荷で長距離を走るのが得意なエンジン。
一番真価を発揮するのは高速道路です。
長距離トラックにディーゼルが多いのも、そのためです。
またCX-3のディーゼルにはDPFという、排ガス中のPM(粒子状物質)を除去するフィルターが付いています。
マツダのクリーンディーゼルにはなくてはならない重要なパーツですが、以下のようなときは作動しません。
- 車速15km/h以下で走り続けているとき。
- 10分以下の短時間走行、エンジンが暖機できないような走行を繰り返したとき。
- 長時間アイドリング状態のとき。
ディーゼル車の車両価格は、ガソリン車の約30万円高です。
イニシャルコストを回収してモトを取るためにも、長時間・長距離走行が多い場合に選びましょう。
ガソリン車は街中や近場のチョイ乗りに
街ナカでの運転や、近場へのチョイ乗りが多い場合は、ガソリン車がベスト。
最大トルクを比較的低い2800回転で発揮するので、一時停止からの発進・加速もスムーズです。
「一瞬ディーゼル車かと思った」という声もあるほど、トルクのブ厚さは評判。
ディーゼルが注目されがちなCX-3にあって、販売台数の約半分を占めているというのも納得です。
【マツダ・CX-3】高速で燃費悪化ってホント?燃費向上のコツ
コツは急加速や急減速を避ける
カタログ値どおりの燃費性能を発揮させるには、走り方が大切。
とくに高速道路は走り方で大きな差が出ます。
以下のポイントを押さえましょう。
- なるべくアクセルを動かさず、一定の速度をキープ。
- 合流や追い越しのアクセル操作はゆっくり。
- 追い越し車線の走行はなるべく避ける。
- 下り坂や料金所手前の減速はエンジンブレーキを使い、フットブレーキは最小限に。
「どうしても」というとき以外は急加速や急減速は避けて、エンジンの回転数をなるべく一定に保つことが大切。
これは一般道でも同じです。
低燃費運転をサポートする運転スキル向上システム
CX-3は全グレードに「i-DM(インテリジェント・ドライブ・マスター)」が標準装備。
マツダ独自のシステムで、運転スキルの向上をサポートします。
- アクセル、ブレーキ、ステアリング操作によって生じる車の挙動をコンピューターで分析。
- その結果から運転スキルを3段階で判定。結果はブルーランプ(しなやかな運転)、グリーンランプ(やさしい運転)、ホワイトランプ(体が揺れる運転)の3色でリアルタイムにメーターに表示。
- 運転終了後は総合判定結果をスコア表示し、アドバイスも。
特徴は「燃費」を前面に押し出していないこと。
低燃費な運転を押し付けるのでなく、まずは運転を楽しもうという考えです。
スキルが向上して「しなやかな運転」になれば、自然に燃費向上につながります。
「Be a driver」や「人馬一体」を掲げる、マツダらしいシステムですね。
【マツダ・CX-3】燃費のまとめ
優れた燃費性能が証明されたCX-3のディーゼル車ですが、真価を発揮するかは使い方次第。
あまり長距離を乗らない場合には、ガソリン車を選びましょう。
またCX-3には、他社のコンパクトSUVで一般的なハイブリッド車がありません。
これは他のマツダ車でも同じこと。
あくまでも内燃機関で高性能・低燃費を追求していくというコダワリは、並ならぬモノがあります。
今ドキ珍しいマニュアル車があるのも特徴です。
CX-3も売れ筋の中心はオートマチック車ですが、あえてマニュアル車を選ぶのもオススメ。
思い切り運転を楽しんで燃費の良さも実感できるという、他車にはない満足感を味わえますよ。
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- 「この【車種名】、予算オーバーだ…」
- 「値引きで安く買いたい…」
- 「ディーラーを回るのは面倒…」
- 「新車をお得に最安値で手に入れたい…」
- 「ディーラーの売り込みがイヤ…」
- などなど
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