【マツダCX-3】価格は高いのか?グレードと値段を見てみよう

CX-3価格グレード

大人気市場のコンパクトSUVには各社から様々な車種が登場していますが、その中でも国産車らしからぬ異彩を放つデザインで町中でもひときわ目立つのが「マツダCX-3」ですね。

小型車はエンジンパワーがなく高速道路やロングツーリングはイマイチ、内装もイマイチという概念を突き崩した、CX-3の内装や外装の質の良さとエンジンフィーリングですが、他社と比べて値段が高いのでは?と言う声もあるようです。

マツダCX-3は2015年2月に登場して依頼4回のマイナーチェンジを行い、2018年5月には新しく特別仕様車を発売しています。

また、当初はディーゼルエンジン仕様しかありませんでしたが、現在ではガソリン仕様も登場、AT・MTや2WD・4WDと組み合わせると選択肢は思いのほか広がってきます。

そこでここではマツダCX-3の価格をグレード別に見てみましょう。

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【マツダ・CX-3】価格表・値段の一覧

ここではガソリン仕様、ディーゼル仕様のそれぞれのグレード別に車体価格を見て行きましょう。

ちなみに2WDはFFとなります。

ガソリンエンジン仕様

エンジンは全てSKYACTIV-G 2.0L仕様となります。

20S

MAZDA CX-3 20S

  • 2WD (6速AT・6速MT):¥2,127,600(税込)
  • 4WD (6速AT):¥2,353,600(税込)

ガソリン仕様CX-3のもっともベーシックなグレードです。

20S PROACTIVE

  • 2WD (6速AT・6速MT):¥2,332,800(税込)
  • 4WD (6速AT):¥2,558,800(税込)

TSR(交通標識認識システム)やレーダークルーズコントロールなど、安全装備をさらに充実させたグレードです。

※写真のマシーングレープレミアムメタリックは特別塗装なので¥54,000高となるので要注意です。

20S PROACTIVE S Package

  • 2WD (6速AT・6速MT):¥2,430,000(税込)
  • 4WD (6速AT):¥2,656,000(税込)

20S PROACTIVE仕様に、フロントとサイド下部のメッキガーニッシュや、運転席の10WayパワーシートなどL Packageグレードの外装と快適装備を搭載しています。

20S L Package

  • 2WD (6速AT・6速MT):¥2,566,080(税込)
  • 4WD (6速AT):¥2,792,080(税込)

本革巻シフトノブやステアリングに加えシートも本革と、S Packageのさらに一歩上を行く快適さと上質なグレードとなっています。

20S Exclusive Mods

  • 2WD (6速AT):¥2,598,480(税込)
  • 4WD (6速AT):¥2,824,480(税込)

インパネやドアアームレストが合成皮革の特別仕様となり、シートもナッパレザーの専用シート、外観も高輝度ダーク塗装と特別仕様のアルミホイールなどなど、L Packageの更に上を行く特別仕様です。

ナッパレザーのシートは欧米の高級車ではお馴染みですが、日本車でお採用は珍しくマツダのこだわりが感じられますね。

ディーゼルエンジン仕様

エンジンは全てSKYACTIV-D 1.8L仕様となります。

またディーゼル仕様は全車種、取得税・重量税免除対象、さらに ”XD-L Package””XD-Exclusive Mods”はクリーンディーゼル補助金対象車となっています。

XD

MAZDA CX-3 20S

  • 2WD (6速AT・6速MT):¥2,436,480(税込)
  • 4WD (6速AT・6速MT):¥2,662,480(税込)

ディーゼルエンジン仕様のベーシックモデルとなります。

ガソリン仕様にはなかった4WDのMT仕様があるのが特徴ですね。

XD PROACTIVE

  • 2WD (6速AT・6速MT):¥2,630,880(税込)
  • 4WD (6速AT・6速MT):¥2,856,880(税込)

ベースグレードのXDにさらに安全装備を充実させています。

いまや追従機能付きのクルーズコントロールや交通標識認識システムは当たり前になりつつあるので、実質的にはこちらがベースモデルといっても良いかもしれません。

XD PROACTIVE S Package

  • 2WD (6速AT・6速MT):¥2,728,080(税込)
  • 4WD (6速AT・6速MT):¥2,954,080(税込)

フロントとサイドのメッキガーニッシュなどXD PROACTIVEの外観にさらに磨きをかけスタイリッシュなエクステリア、インテリアも運転席は10Wayパワーシートやステアリングヒーターなどの快適装備を満載しています。

XD L Package

  • 2WD (6速AT・6速MT):¥2,836,080(税込)
  • 4WD (6速AT・6速MT):¥3,062,080(税込)

本革巻のステアリングやシフトノブを採用と、外観だけでなくマツダのこだわりが見える内装はオーナーを満足度をアップしてくれますね。

XD Exclusive Mods

  • 2WD (6速AT・6速MT):¥2,836,080(税込)
  • 4WD (6速AT・6速MT):¥3,062,080(税込)

高輝度ダーク塗装のホイールで足元を引き締められた外観は街中でも他のコンパクトSUVと一線を画す高級車の雰囲気です。

ピュアホワイトの合成皮革によるインパネやアームレストのインテリアに加え、欧米の高級車に採用されるナッパレザーシートなど、高級車外車並みのインテリアは国産コンパクトSUVの枠を超えているといっても良いでしょう。

【マツダ・CX-3】実際の納車までの費用は?

自動車は実際に購入して納車、乗り出すまでには車体価格以外に様々な費用がかかってきます。

新車購入に喜ぶあまり、調子に乗ってメーカーオプションやショップオプションを付けて行くと予算オーバーともなりかねないので、本当に必要な装備なのかじっくり思案していきましょう。

そこでここでは実際に乗り出すまでにいくらかかるのか、納車までの費用をざっと見て行きましょう。

購入グレードはCX-3買うならディーゼルでしょ、それに折角のSUVですから4WDということで「XD PROACTIVE S Package(4WD 6AT)」としてみました。

XD PROACTIVE S Package(4WD 6AT)

  • 車体価格:¥2,954,080(税込み)
  • メーカーオプション:なし
  • ショップオプション:なし
  • 税金保険料:¥49,800
  • リサイクル費用:¥11,120
  • 登録諸費用:¥69,100(地域で変化アリ)
  • 合計:¥3,084,180

【マツダ・CX-3】値段は高め?おススメグレードは?

元レーシングメカニック的価格考察

XD PROACTIVE S Package(4WD 6AT)の実際の乗り出し価格はオプションを全く付けなくても300万円を超えてきます。

デザインの良さや内装の質、特別なディーゼルエンジンであることなどを考えれば決して高くはないのですが、この値段を出すとCX-5のガソリン仕様に手が届きそうです。

ただ、元々マツダのCX-3コンセプトは「小型車だから安くする」ではなく「デザインコンシャスなコンパクトSUV」だから、それなりの価格となるのはしかたのない所。

また、マツダらしい走りの良さもCX-3は持っていてオーナーたちの評価は高いんですよね。

他のコンパクトSUVと比べ¥50万~下手すると¥100万近い価格差を「デザイン・インテリア・ドライビング」がカバーしていると考える人向きの車といえそうです。

元レーシングメカニック的おすすめグレードは?

CX-3購入に当たってまず悩むのはガソリンエンジンかディーゼルエンジンかでしょう。

当初は不具合が出まくっていたディーゼルエンジンの対策も2018年モデルでは対策されているようですが、そもそもディーゼルエンジンは小排気量には向かないんですよね。

エンジン音と震動がちょっと気になるという声も多少あるようです。

またCX-3の基本コンセプト

  • 独身または子供がいない若い夫婦。
  • 1人~2人で乗るのが基本。
  • 基本的にタウンユースでたまにツーリング。

そんな点を踏まえながら個人的におススメなグレードは

20S PROACTIVE S Package

ディーゼルエンジンのトルクの良さも魅力ですが、ガソリンエンジンのスムーズさと静音性を取りたいですね。

CX-3はじめとするコンパクトSUVユーザーは、基本的にチョイ乗りシティーユースがメインなのでディーゼルエンジンのメリットもあまりありません。

また、今や安全装備の充実は欠かせないのでPROACTIVEは必須。

見た目はやっぱり”S Package”レベルは最低でも欲しい所。

エクステリアなどは一般の人は純正品を使うのが安心安全でおススメです。

【まとめ】マツダCX-3の値段は高いのか?

発売当初はディーゼルエンジン仕様しかなく、そのディーゼルも「DPF問題」が話題となってしまったCX-3ですが、車自体の評価は決して悪くなかったんですよね。

2018年のマイナーチェンジではDPF問題もほぼ解消され、またボディー鋼板の厚みを増したことで静粛性が格段に上がっています。

単純な価格だけ見るとちょっと高いコンパクトSUVですが、価格vs性能・デザインインテリア的には他のコンパクトSUVには明らかに差別化出来ているといえそうです。

 

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