【マツダ・CX-3】MT・マニュアル車の評価は?乗り心地や燃費比較

CX-3は、ほとんどのグレードでMT(マニュアル)車を選べます。

もはやATが当たり前の国産車、しかもSUVでMTがあることは奇跡的。

「Be a Driver」を掲げるマツダらしさを、トコトン楽しめそうです。

その特徴や実力、実際に乗ってみての評価は?

気になるポイントを探ってみました。

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【マツダ・CX-3】MTの評価は?

CX-3MT評価

自動車評論家は高く評価

CX-3の販売台数に占めるMT車の割合は1割程度。

あまりにも少数派のせいか口コミはほとんど見当たりませんが、自動車評論家の評価はとても高いです。

いくつか声を拾ってみましょう。

  • 「マニュアルトランスミッションの手応えは抜群で、クラッチも扱いやすい。ワインディングロードでヒール・アンド・トウを交えながら走るのが楽しい」
  • 「ディーゼルエンジンは低回転からトルクがあるので、マニュアルでも気楽に運転できる」
  • 「市街地から郊外なら、3速に固定したままで走れる。ディーゼルの包容力が素晴らしい」

いずれもディーゼル車に乗っての評価です。

ガソリンエンジンもトルクが太いので、十分に楽しめそうです。

「ヒール・アンド・トウ」は、MT車だからできる高等テクニック。

カーブの手前で減速する時、ブレーキを踏みながらアクセルをあおってエンジン回転数を上げておいて、カーブ出口の加速に備えます。

かかと(ヒール)でブレーキペダルを、爪先(トウ)でアクセルを踏むので、こう呼ばれています。

レーシングドライバーや走り屋も使いこなすテクニックなので、チャレンジしてみる価値アリです。

MTを選ぶ気にさせる運転席

MTは6速で、シフトレバーの左上が1速、右下が6速、さらに外れた左上にバックギアという配置。

シフトストロークは短く、手首の返しだけでスッと操作できます。

さらに運転席にはスポーティ走行を楽しむための設計が、いろいろ盛り込まれています。

  • ドライビングポジションに合わせて、位置を細かく調整できるステアリング。
  • アナログの大きなタコメーター(回転計)。
  • 右足を自然に伸ばした位置に配置されたアクセルペダル。
  • かかとを床に付けて操作でき、足首に負担がかからないオルガン式アクセルペダル。

気分はSUVというよりも、スポーツカーのコクピット。

これならMT車を選びたくなりますね。

【マツダ・CX-3】MT vs AT 価格対性能のコスパは?

価格はMTもATも同じ

CX-3で、MT車を選べるのは以下の「○」が付いたグレード。

【ガソリン車】

  • 20S: 2WD 212万7,600円○、4WD 235万3,600円×
  • 20Sプロアクティブ: 2WD 233万2,800円○、4WD 255万8,800円×
  • 20S プロアクティブSパッケージ:2WD 243万円○、4WD 265万6,000円×
  • 20S Lパッケージ:2WD 256万6,080円○、4WD 279万2,080円×
  • 特別仕様車エクスクルーシブ・モッズ:2WD 259万8,480円×、4WD 282万4,480円×

【ディーゼル車】

  • XD: 2WD 243万6,480円○、4WD 266万2,480円○
  • XDプロアクティブ:2WD 263万0,880円○、4WD 285万6,880円○
  • XD プロアクティブSパッケージ:2WD 272万8,080円○、4WD 295万4,080円○
  • XD Lパッケージ: 2WD 283万6,080円○、4WD 306万2,080円○
  • 特別仕様車エクスクルーシブ・モッズ:2WD 286万8,480円×、4WD 309万4,480円×

ガソリン車の4WD車と、特別仕様車を除く全てのグレードでMT車を選べます。

いずれも価格はAT車と同じ。

エンジンの出力や乗り心地などの基本性能も変わらないので、価格対性能のコスパは互角。

好みで選べば良いでしょう。

ATもMT感覚で楽しめる

ATについても触れておきましょう。

トランスミッションはMTと同じく6速。

アクセルを踏み込む量に応じて変速パターンが変化し、エンジンのパワーをコントロールする感覚が得られるといいます。

AT特有のタイムラグがほとんどなく、MTに近いダイレクトな操作感を楽しめそうです。

【マツダ・CX-3】MT vs AT 燃費勝負

カタログ上はMTの方が低燃費

MT車とAT車の燃費は以下の通り。

【ガソリン車2WD】

  • MT車:2km/L
  • AT車:0km/L

【ディーゼル車2WD】

  • MT車:2km/L
  • AT車:0 km/L(20S)、20.2km/L(20Sプロアクティブ以上のグレード)

【ディーゼル車4WD】

  • MT車:2km/L
  • AT車:0 km/L(XD)、19.2km/L(XDプロアクティブ以上のグレード)

燃費はMT車の勝ち。

MT車の車重はガソリン車で20kg、ディーゼル車で30kg軽いので当然でしょう。

またAT車はトルクコンバーターという、オイルを通じて動力を伝えるトランスミッションのため、どうしてもロスが生じて燃費が悪くなるとされていました。

しかし最近は技術の進化によって、MT車との差は縮まっています。

CX-3もガソリン車の差はリッターあたり200メートル程度。

ドライバーの運転スキルによっては、AT車の方が燃費が良くなる可能性もあります。

「i-DM」でドラテクと燃費を向上

MT車を選んだらぜひ活用したいのが「i-DM(インテリジェント・ドライブ・マスター)」。

マツダ独自の運転サポートシステムで、CX-3の全グレードに標準装備されています。

  • アクセル、ブレーキ、ステアリング操作によって生じる車の挙動をコンピューターで分析。
  • その結果から運転スキルを3段階で判定。結果はブルーランプ(しなやかな運転)、グリーンランプ(やさしい運転)、ホワイトランプ(体が揺れる運転)の3色でリアルタイムにメーターに表示。
  • 運転終了後は総合判定結果をスコア表示し、運転スキル向上に向けたアドバイスも。

この類のサポートシステムでありがちなのが、低燃費な運転の押しつけ。

しかし「i-DM」は、クルマを操る基本である「走る・曲がる・止まる」スキルの向上を優先。

その結果、自然に燃費も良くなっていくという考えで設計されています。

「Be a driver」を掲げる、マツダらしいシステムですね。

運転スキルが向上すれば、MTの操作もますます楽しくなるでしょう。

【マツダ・CX-3】MT車の中古リセールバリュー

MT車は数が少ないため、リセールバリューに関するデータはほとんどありませんが、AT車と変わらないと言われています。

それよりも、グレードやボディカラーに大きく左右されます。

  • 人気グレード:ガソリン車、ディーゼル車ともに「プロアクティブ」。
  • 人気ボディカラー:スノーフレイクホワイトパールマイカ(白)、ソウルレッドクリスタルメタリック(赤)、ジェットブラックマイカ(黒)。

クルマのコンディションも、買取価格や下取り価格に響きます。

とくにMT車の場合、雑なシフト操作やクラッチ操作はクルマを傷める原因になります。

丁寧な操作を心がけて「i-DM」も活用して、運転スキルの向上に励みましょう。

愛情を注いで大切に乗れば、リセールバリューも良くなるハズです。

【まとめ】CX-3・MT車の評価

今や国産車では、スポーツカー以外は絶滅状態となっているMT車。

そのMTを選べるCX-3は、本当に貴重な存在です。

クラッチを切って、シフトを操作して、エンジン回転数を思い通りにできるのはMT車ならではの醍醐味。

AT車しか乗ったことがないと最初は戸惑うかもしれませんが、すぐ「自分で操っている感」にヤミ付きになるでしょう。

とくにMT+ディーゼルの組み合わせはマツダ車以外では味わえないので、絶対におすすめです。

 

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