【マツダ・CX-3】VS【マツダ・CX-5】徹底比較!タイプ別おすすめ

CX-3 cx-5 比較

実は比較検討されることが多いCX-3とCX-5。

ボディサイズも価格帯も異なる両車ですが、違いがよくわからないという声も。

それぞれにどんな特徴があるのでしょうか?

エンジン、居住性、リセールバリューなどを比較してみました。

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【マツダ・CX-3】VS【マツダ・CX-5】 価格対性能のコスパは?

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ディーゼル車のパフォーマンスでCX-5の勝ち

最初に両車がどんな車なのか、復習しておきましょう。

CX-3は2015年2月に登場したコンパクトカーSUVで、プラットフォームはデミオと共通。

CX-5は2017年2月にモデルチェンジしたクロスオーバーSUV。

プラットフォームは先代(2012年登場)からの流用ですが、専用設計です。

そして両車とも2018年にマイナーチェンジが行われました。

ディーゼル車の売れ筋グレード「XDプロアクティブ」(2WD・AT車)のスペックを比較してみましょう。

【CX-3 XDプロアクティブ】

  • 車両本体価格:263万 0,880円
  • エコカー減税:88,200円優遇
  • エンジン:8l直4ディーゼルターボ 85kW(116ps)・270Nm(27.5kg)

【CX-5 XDプロアクティブ】

  • 車両本体価格:311万 5,800円
  • エコカー減税:107,800円優遇
  • エンジン:2l直4ディーゼルターボ 140kW(190ps)・450Nm(45.9kg)

数字を並べただけではパフォーマンスの差がイメージしにくいと思うので、パワーウェイトレシオ(車両重量÷馬力)を比べてみましょう。

これは走行性能の指標のひとつで、数字が小さいほど1馬力あたりの負担が少なく、加速やブレーキ性能が良くなるとされています。

  • CX-3 XDプロアクティブ:1300kg÷116ps=約11,2
  • CX-5 XDプロアクティブ:1630kg÷190ps=約8,6

車格にふさわしく、約50万円高いCX-5の方が優れたパフォーマンスという結果に。

ただしCX-3公式サイトを見ると「日常領域で力強い加速を味わえる」というオーナーの声もあり、十分な満足度が得られているようです。

安全装備の充実度は引き分け

安全装備はCX-3もCX-5もほぼ同じ。

両車共通の主な装備を紹介します。

  • マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)
  • アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート
  • AT誤発進抑制制御
  • アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)、ハイビーム・コントロールシステム(HBC)
  • 車線逸脱警報システム(LDWS)
  • ドライバー・アテンション・アラート(DAA)ほか

車格で安全装備の優劣を付けないのは、さすが「Be a driver」を掲げるマツダですね。

CX-5は一番売れているマツダ車

最新の新車販売台数も比べてみましょう(参考:日本自動車販売協会連合会HP、2019年2月のデータ)。

  • CX-3:1,606台
  • CX-5:4,087台

CX-5の方が2倍以上売れています。

実はセダンやスポーツカーも含めたマツダ車の中で、一番売れているのがCX-5。

日本国内にかぎらず、全世界のマツダ車の販売台数の約4分の1を占める基幹車種です。

売れているのは、多くのユーザーがコストパフォーマンスに納得している証でしょう。

【マツダ・CX-3】VS【マツダ・CX-5】 大きさと運転のしやすさ比較

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都市部で乗るなら立体駐車場に入るCX-3

取り回しの良さはCX-3の圧勝。

【CX-3】

  • 外寸(全長×全幅×全高):4275×1765×1550mm
  • 最小回転半径:3m

【CX-5】

  • 外寸(全長×全幅×全高):4545×1840×1690mm
  • 最小回転半径:5m

CX-3機械式駐車場

CX-3の全高は1550mmに抑えられているので、ほとんどの立体駐車場に停められます。

全長と全幅もコンパクトなので、切り返しの回数も少なくてすみそう。

道の狭い都市部や、駐車スペースに制約がある場合はCX-3がおすすめです。

後部座席と荷室にこだわるならCX-5

室内の広さも比べてみましょう。

【CX-3】

  • 内寸(室内長×室内幅×室内高):1810×1435×1210mm
  • 荷室(幅×奥行き×高さ):1000×690〜1510×650mm
  • ラゲッジルーム容量 350l

【CX-5】

  • 内寸(室内長×室内幅×室内高):1890×1540×1265mm
  • 荷室(幅×奥行き×高さ):1050×950〜1680×790mm
  • ラゲッジルーム容量 505l

ともにカタログ上では5人乗りとなっていますが、CX-3は「後部座席に大人3人はキツい」という声も。

CX-5も圧倒的に広いとまでは言えませんが、後部座席はリクライニング機能付き。

余裕とおもてなし感がありますね。

そして決定的に違うのが、荷室の広さ。

「9インチゴルフバッグ」の積載量を比べてみましょう。

  • CX-3:最大3個。後部座席の6:4分割可倒式シートの6側を倒して、縦方向に積載。
  • CX-5:最大4個。後部座席を倒さず、横方向に積載。

人や荷物を多く乗せたり、ゴルグの行き帰りに使うにはCX-5が圧倒的に有利ですね。

【マツダ・CX-3】VS【マツダ・CX-5】 燃費勝負

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軽量コンパクトなCX-3の勝ち

CX-3、CX-5ともにディーゼルエンジンとガソリンエンジンをラインナップ。

当たり前ですが、排気量が小さく軽量コンパクトなCX-3の方が燃費は良くなります。

【CX-3】

  • ディーゼル(8l直4ターボ):2WD=20.0〜23.2km/L・4WD=19.0〜21.2km/L
  • ガソリン(0l直4):2WD=16.0〜16.2km/L・4WD=15.2km/L

【CX-5】

  • ディーゼル(2l直4ターボ):2WD=17.4〜19.4km/L・4WD=16.6〜18.6km/L
  • ガソリン(0l直4):2WD=14.6km/L
  • ガソリン(5l直4):2WD=13.8km/L・4WD=13.0km/L
  • ガソリン(5l直4ターボ):2WD=12.6km/L・4WD=12.2km/L

CX-5のガソリンエンジンは3タイプ

CX-5のガソリン車はAT車のみで、MT車は選べません。

2lエンジンはCX-3より馬力、トルクとも若干上がっていますが、大きさを考えるとベストチョイスは2.5lエンジン(190馬力)。

2018年10月のマイナーチェンジでは、北米モデルに先行して搭載されていた2.5lターボエンジン(230馬力)も追加されました。

40馬力の余裕と、ノンターボ車と1km/L弱しか変わらない燃費は魅力的ですね。

【マツダ・CX-3】VS【マツダ・CX-5】 中古リセールバリュー勝負

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中古車の人気はほぼ互角で引き分け

ランキング1位のグレードの買取価格を比較してみましょう(参考:価格.com、2019年3月現在のデータ)。

【CX-3 XDツーリング Lパッケージ(2016年式・新車価格280万円)】

  • カーオクサポート買取参考価格:201万〜217万円
  • 業者間オークション予想買取価格:212万〜237万円
  • ヤフオク予想買取価格:236万〜252万円

【CX-5 XD Lパッケージ(2017年式・新車価格329万円)】

  • カーオクサポート買取参考価格:256万〜271万円
  • 業者間オークション予想買取価格:266万〜291万円
  • ヤフオク予想買取価格:290万〜306万円

両車とも最低でも新車価格の約70%、ヤフオクでは最大約90%の買取価格となっています。

3年落ちの乗用車の一般的な相場が60%ぐらいなことを考えると、スゴい人気ですね。

ボディカラーは白が一番人気

やはりボディカラーは両車とも、白、赤、黒の3強の条件が良くなります。

AT車とMT車、2WD車と4WD車はそれほど大きな差はナシ。

ディーラーで取り付けられる「ケンスタイル」と「ダムド」のエアロパーツも、高く評価されるようです。

【まとめ】CX-3 vs CX-5 徹底比較!

全体的に見るとハイスペックなCX-5の勝ち…と言いたいところですが、そもそも車格が違いますし、比較して優劣を付けるのはあまり意味がありません。

CX-3はコンパクトSUVならではの取り回しの良さがありますし、CX-5は世界で認められたクオリティを満喫できます。

そして両車とも、マツダが誇るスカイアクティブ・エンジンや充実した安全装備を標準装備。

予算や使い方に応じて選べば、どちらでも後悔しないでしょう。

というわけで、この勝負は引き分けとします。

⇒CX-5の情報はコチラが参考になります

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